2018年10月16日火曜日

生徒とは?

教師側は生徒を軽視している傾向にあると感じる。

なぜなら、生徒がいない職員室での暴言が横行しているからである。

そして必ず、教師側が正しいと考えている人が多いからである。

私立は会社なのだから、生徒は「お客様」である。

だからと言って腰を低く下から様子をうかがう必要はない。

あくまで「生徒」のために物事を考えて行動し時間を費やす。

生徒を馬鹿にするのではなく、どうしたらその生徒が成長できるかを

考え続けなければならない。

以前、講演会を視聴しに行った際には、このような方がいた。

「教師は上官で生徒は兵士でしかない。全てこちらの言うことを聞けばいい。」

すごいの一言に尽きる。さらには、

「急に生徒主体という世の中になり困惑している。」

とまで言っていた。どうしようもない方だと感じつつ、その方が専任になっていない

ことに安堵した瞬間でした。

生徒に人生に関われる私たちは幸運であり、ありがたいことである。

今後の世界の中心になる生徒を正しく導くきっかけにさえなれればありがたい。

「先生」はあくまで字のごとくたた先に生まれて生きていただけの人間に過ぎない。

そのことを踏まえた上で私は今後も生徒と関わり続けたいと考えている。

まずは専任教諭になりたいjudgement_koukunでした。

judgement_koukun

2018年10月15日月曜日

2020年からの教育に向けて

本日は、キャリアビスタ主催の講座に参加してきました。

これまでは、ただ勉強できる人を欲し、育ててきた教育でした。

しかし、これからは、今までの学力は維持したまま、その次のステップに

入らなくてはならない。そもそも、それはなぜか。教育改革以前に、社会の変化がこれに

影響していると言う。現代では、AIが主流になり、誰でもできることは全て機械が

担ってしまうであろう未来が透けて見えているのである。そこで機械に負けない点は

そうぞう(創造、想像)力であると考えているかららしいため、我々、教育者は

評価のしにくい「問い」に触れさせ、思考力などを培わせないとならない。

それぞれの教科に分けるならば、いわゆる文系は全て理数系は出来て当たり前にして

おいてその先に行かなくてはならない。理系なら芸術的センスを意識した柔軟な発想力を

培わなくてはならないだろうと言うことである。

今回の話にも出てきましたが、勉強ではなく、知識を探究、探求的に増やしていくために

全ての教科のつながりを考えながら見て行く必要がある。その力を生徒につけさせる

ためには、こちら側も教科の壁を壊し、力を合わせる必要があると言う。確かに

必要なことである。私は、今後、もっと自分の興味の向くまま他の教科や他の職種の

方々との関わりを大事にして行きたいと考えさせられた一日になりました。

judgement_koukun

2018年10月13日土曜日

教育者とは?

学校で非常勤勤務しているjudement_koukunです。

教育者としては、卒業大学もたかが知れている上、専門的知識もそこまでないが、

どこの学校に勤務してもあまり嫌われることもなく生徒たちから様々な質問を

受けて対応している今日この頃です。

今日はこんな話を聞きました。

「教師は、授業内で全て完結し、放課後などの対応をしているようでは一人前ではない」

少し内容は補正しましたが概ねこのようなことを言われました。

果たして、そう考えている人が本当に有能なのでしょうか。

全ての人に理解させる授業は大事ですが、その後も自主的に勉強して理解できなかった

ことを聞きにくることが問題なのでしょうか。

さらに言うならば、それを対応する非常勤講師は無能なのでしょうか。

専任の方々は仕事があり忙しい中、非常勤講師は暇でいいと言う方がいますが、

それは、どうなのでしょうか。わざわざ放課後まで残って生徒のためにゼミを

開くことは生徒にも「忙しい」先生にとってものいいことでしかないように感じます。

しかし、そこに賃金を払うのは「泥棒」のような扱いをしてきます。

そんな学校運営で今後この学校はどうなるんでしょうか。

ちなみに、私の授業は有能な先生方とは異なり、端的で全員が最低限の知識と興味を

持てるような授業を心がけており、進行速度が1.5倍速はゆうに超えていますが、

上のランクのクラスを教えている方々より全体的に平均的に伸び、生徒の中には全国の

高校生の中でその教科だけで1位を取れる生徒が出る上、毎年、その年に始めた文系の

3年生の生徒が理系の大学にセンターで8割以上とり合格を出せているのが現状です。

まぁ当の学校は全く気が付いていませんが…。

私以外にも非常勤講師の先生方は素晴らしい方がたくさんおります。

無駄に頭を硬くしているよりももっと柔軟にもっと利口に経営を考えるならこそ

見るべき点がたくさんあるのではないでしょうか。

教育者とはどうあるべきなんでしょうか。

私個人では、教育者は「生徒のためにどうするか。」「生徒のためにどうあるか。」

「生徒のためにどうなるか。」を考えるべきだと考えています。

決して「自分が楽をするため」「金を儲けるため」「何となく教師をやっている」では

ダメな気がします。本当に教師になりたいと考えている人が非常勤講師に多く、

本当の意味で、教師であろうとしている人は専任教諭には少ないような気がします。

最近では、よく性犯罪のニュースに教師が犯人として出てきますが、その程度の人が

専任教諭になれて、真面目になりたい人が日の目を見れない昨今、考えることが多い。

全ての先生に該当するわけではないが、非常勤講師として東京近郊でいくつか働いた

中ではそのように感じたため、ここで書かせていただきました。

こう言う内容でしたら、思いを書くだけなので続けられそうです。

これからもよろしくお願いいたいします。

judgement_koukun